【10分でわかる!!】TPP11 HSコードは2011版!!

【10分でわかる!!】TPP11 HSコードは2011版!!

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HSコードは5年毎に改定されます 。輸出入申告書と特定原産地証明書に使うHSコードのバージョンは異なるケースがあるので注意が必要です。TPP11は2012年版、日EUEPAは2017年版のHSコードになります。

HSコードの改定とEPAのHSコードのバージョン

「商品の名称及び分類についての統一システムに関する国際条約(HS条約)の附属書」は5年ごとに改定されます。従って、現在HS条約加盟国のほとんどで輸出入申告書等の手続きは2017年版(最新版)HSコードに基づいて行われています。

一方、譲許表(スケジュール)や品目別規則のHSコードは、それぞれのEPAが交渉された時点でのHSコードを使用しています。

従って、EPAの特恵関税率を適用する場合、特定原産地証明書やその根拠資料の対比表等はEPA毎に決められたHSコードのバージョンで作成する必要があります。

なお、輸出入申告にあたっては2017年版(最新版)HSコードに基づいて行います。

日本が締結しているEPAのHSコードのバージョン

HS2002:シンガポール・メキシコ・マレーシア・チリ・タイ・インドネシア・ブルネイ・フィリピン・ASEAN
HS2007:ベトナム・スイス・ペルー
HS2012:オーストラリア・モンゴル・TPP11
HS2017:EU

税関の実行関税率表の見方

日本の税関の実行関税率表ではそれぞれ下記のバージョンを利用ください。

HS2002:2006年4月版
HS2007:2011年8月版
HS2012:2016年6月7日版

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